HOME » Dr,ノー(米山先生) » 第3回 「好き」が強すぎて、相手にキモがられる (2008.08.29up)


「『好き』が強すぎて、相手にキモがられます」
自分は恋愛経験が少なく、好きな人ができると気持ちに余裕がなくなり、相手に対して重~い「好きオーラ」を発してしまうようです。いつも「キモい!」と嫌われてしまうのです。
まれに、いい雰囲気になったとしても「この人を将来ずっと好きでいられるか?」と自分に問い詰めてしまうので、交際まで発展しません。
だからといって、経験をつむために中途半端な気持ちで付き合う事は絶対にできません! どうしたらいいでしょうか?
(26歳・オトコ)

今回の恋愛症状は 「テストステロン過剰状態」 男性ホルモンであるテストステロン過剰状態。このホルモンの過剰によって、独占欲が強くなっていきますが、希望が達成されると、それは持続しません。

だれしも恋愛というのは、永遠だと思いますし、永遠に続かないといけないものと思ってしまいます。
それは本当に恋愛をして、自分自身を試していないからです。
男性は女性を自分のものだと思うと、急に気持ちが薄れてしまうようにできています。つまり自分と付き合ってくれない女性には、好きでいようと意識しなくても、テストステロンの働きで近づこうとします。
ところが、付き合い始めてしばらくすると、自分のものという占有意識が強くなり、安心してしまします。いままであれだけ「好きだっ」と思っていた気持ちが、急に変化して、意識しないと好きだという気持ちを表現しなくなってしまうものです。
あなたが本気で女性と付き合っていけば、いまの好き過ぎて困るという感情は、誤解だったと気が付きます。
まずは女性と徹底的に付き合ってみることです。それでもあなたは相手をずっと永遠に好きでいられるのか、体験してみることです。人間というのは、思っていることと、実際に体験していくことの大きなずれがあることに次第に気が付いていくはずです。
人をずっと愛し続けることがいかに難しく大変なことだとわかってくれば、あなたの抱く心配がなんと意味のないことかわかってきます。
テストステロンを抑える対処法としては、
①おいしいものを思い切り食べて満腹感を感じてみる。
②たくさん寝てみる。もうこれ以上眠れないくらい寝れば、睡眠に対して興味を失います。
③街に出てたくさんの女性を見てみる。相手は一人ではないことを自覚して、自分に余裕を持たせましょう。

作家、医学博士。診療を続けながら、医療エッセー、医学実用書、医学ミステリーなど幅広く著作活動や講演を行っている。新刊の『格差医療の時代』(ちくま新書)、『脳がどんどん若返る生活習慣』(ソフトバンク新書)など、その書籍の数は現在までに200冊を超える。
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