HOME »  Dr,ノー(米山先生) »  第6回 後輩に片思い、アプローチしたいけど…… (2008.09.19up)

Dr.ノウの恋愛診療所

「後輩に片思い。アプローチしたいけど……」
最近、職場で気になる人ができました。別にこれ!という出来事はないのですが、考え方や笑いのツボが同じだと気がつくたびに、なんとなく「好き」なのかなーと思うように。
彼と私はこんなに似ているところがあるんだから「これは運命の人かも!?」と思い込んでいるだけなのでしょうか?
せめて先輩(私)・後輩(彼)関係から抜けたいと思うのですが、告白したことで仕事がやりにくくなるのも怖く、何も出来ないでいます。基本、好きな人ができても自分からアプローチしたことはありません。そんな私ですが、アドバイスお願いします。
(30歳・オンナ)

今回の恋愛症状は 「アドレナリン不足」 恋愛は相手が見えなくなって、自分もわからなくなり突き進むもの。迷っているのはアドレナリン不足。ブレーキホルモンのバゾプレッシンが出過ぎているのです。

恋に落ちるということは、自分では制御できない行動とも言えます。

好きになりそうだけど、どうしようと迷っているのは、まだまだ自分でブレーキをかけているのです。脳の中のホルモンであれば、バゾプレッシンというホルモンは、アドレナリン、エストロゲンなどの影響で起こる衝動的な行動を抑えるブレーキホルモンともいえます。

あなたにはまだそのブレーキホルモンが多いのでしょう。それを乗り越えるのはやはりアドレナリンが出て、自分の行動にもっと積極的にならなければいけません。仕事がうまくいかなくなるとか、よく思われないのではないかとか、何も行動しないで、否定的に考えられる程度なら、恋にはならないでしょう。冷静でバランスの取れた恋など世の中には存在しないのですよ。

アドレナリン不足を補う対策としては、

高い買い物をする
思い切って高級品を買ってみましょう。後悔するかもしれませんが、思い切って行動するという実感でドキドキしてみるのです。

100メートルを走ってみる
最近、全力疾走をしたことがあるでしょうか。自分の運動能力の限界を体感してみましょう。運動での限界を知れば、精神の限界にも興味が持てるかもしれないのです。

1日食事を我慢する。
いま、好きだけど行動できないというのは、どこか自分を抑えているということでしょう。それをもっと実感するには、食事を1日我慢してみるのです。我慢というものが、肉体にどう影響するかわかるでしょう。その結果、あなたの行動も変わります。
 

ブレーキホルモン
バゾプレッシンを抑えるには?
  • 高級品を購入してみる
  • 100メートルを走る
  • 1日食事を我慢する

作家、医学博士。診療を続けながら、医療エッセー、医学実用書、医学ミステリーなど幅広く著作活動や講演を行っている。新刊の『格差医療の時代』(ちくま新書)、『脳がどんどん若返る生活習慣』(ソフトバンク新書)など、その書籍の数は現在までに200冊を超える。
■ホームページ http://yoneyone.com/