HOME » Dr,ノー(米山先生) » 第12回 職場の先輩を好きになりました (2008.11.04up)


「職場の先輩を好きになりました。どうアプローチすべきでしょうか?」
職場の先輩に片思い中です。
これまで好きな人ができても、自分から告白することはなかったので、彼女に自分の想いを伝える勇気がありません。
職場のみんなには、自分が先輩を好きなことはバレバレのようなので、先輩は自分の気持ちに少なからず気づいていると思います。でも、よくあることですが、告白したことで気まずくなったり、仕事がやりにくくなるのもイヤなので、結局何もできないままなんです。
何かアドバイスを、お願いします。
(26歳・オトコ)

今回の恋愛症状は 「バゾプレッシン過剰」 ココロのブレーキであるバゾプレッシンが多いようです。同時にセロトニン不足でもあります。

本当の恋愛とはブレーキが壊れた状態とも言えます。何も考えず相手に向かっていく状態です。それがあなたの場合は、バゾプレッシンというホルモンが多いので、前に進もうと思っても最初からブレーキがかかっています。
またセロトニンも少ないので、思い切った行動を取ると不安が強くなってしまい、それも踏み出せない原因なのです。
ココロのブレーキが強くて、今一歩踏み出せない状態ですね。
恋愛にこうしたら相手に悪いとか、まずいということはありません。自分にわがままになることで、初めてリスクを冒し、相手にアプローチできるのです。
安心・安全な恋愛はこの世には存在しません。恋愛の達人は断られることや、嫌われることのスリルも快感と感じられるので、失敗を恐れることがないのです。
もし本当に運命だとか、チャンスだと思うなら自分を信じて、相手にアタックするしかありません。それが正しいことなのか、どうかだれにもわかることではないのです。
本当の恋愛をしたいなら、失敗を恐れないで踏み出すことです。
対処法としては、
①絶叫マシンに乗ってみる。
遊園地のジェットコースターや、急激に落下する乗り物に挑戦してみましょう。やってみれば、怖くないことを知るはずです。
②行きつけの店で、注文したことのないものを食べる。
行動が同じようなことを繰り返しているものです。思い切って未知の味に挑戦です。食べてみれば意外においしいとわかるはずです。
③嫌いな同僚と食事する。
相手を理解しないままイメージでとらえていたと反省するかもしれません。つまり挑戦しないことは損なのだとわかれば、恋愛にもチャレンジできます。

作家、医学博士。診療を続けながら、医療エッセー、医学実用書、医学ミステリーなど幅広く著作活動や講演を行っている。新刊の『格差医療の時代』(ちくま新書)、『脳がどんどん若返る生活習慣』(ソフトバンク新書)など、その書籍の数は現在までに200冊を超える。
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