HOME » Dr,ノー(米山先生) » 第16回 恋愛対象じゃないなら、なぜ誘うの? (2008.11.28up)


「恋愛対象じゃないなら、なぜ誘うの?」
会社帰りや休日に、飲みに誘ってくれる男性がいます。
仕事終わりの誘いはともかく、休みの日まで声をかけてくれるので、だんだん彼のことが気になるように……。
ふたりっきりで飲むようになって、3ヶ月。彼に私のことをどう思っているのか聞いてみたところ「恋愛対象として見てない」と返事が。
恋愛対象として見ていないなら、なぜ何度も誘ったのでしょうか?
それとも私に原因があるのでしょうか?
(26歳・オンナ)

今回の恋愛症状は
「エストロゲン不足」
デートの回数で
恋愛感情が高まるのではありません。
エストロゲンの不足です。

恋愛における女性の魅力とは、男性を引きつける何かです。魅了するなどといいますが、いわゆるフェロモンが出ているなどともいいます。
ところが、科学的には、人間にはフェロモン様物質は見つかっていません。匂いだけで、相手を発情させることは、人間ではできないのです。
それでは、女性の魅力とは具体的にはなんでしょうか。
動物の世界では、雌が選択の権利を持っていることが多いのですが、最近では、女性のほうから積極的に男性にアプローチすることも多いようです。
性的な魅力は男性にとって大きな意味があります。あなたがいわゆる守りの強い女性に見えた可能性があります。男性はあまり待たされると、あきらめてしまい、あなたが恋愛感情を持ったときには、すでに男性がさめてしまっていたということかもしれません。
つまり、女性ホルモンであるエストロゲンが脳の中で増えていれば、女性的な振る舞い、やさしい言葉、いわゆる男性がつけ込むスキを作り出していたはずです。
そのタイミングがずれてしまうと、男性は去っていってしまいます。
男性のアタックを待つのではなく、むしろ積極的にアプローチしたほうがよかったのかもしれません。
男女の関係は非常に微妙です。お互いの気持ちが同時に高ぶればいいのでしょうが、なかなか難しいものです。
しかし、あなたが思っている以上に男性は早くたかぶっていたはずです。それをあなたが見抜けなかったということかもしれません。そういう意味でもエストロゲンが早く作用していれば、早く気がついたかもしれません。エストロゲンは恋愛の起爆剤のようなもので、それによって他の脳内ホルモンも動きだすのです。
対処法としては、
①お化粧の仕方をもう一度学んでみましょう
自分を魅力的に演出する方法は非常に大切です。
②恋愛映画を観る
映画の中での恋愛をしてる女性の動きをよく観察しましょう。男性は女性のさりげない動きでも、心を動かされるものです。
③下着にお金をかける
脳内ホルモンの変化は見えません。下着も同じです。見えないところにお金をかけて女性らしさを表現すれば、あなたの心も変わってくるはずです。

作家、医学博士。診療を続けながら、医療エッセー、医学実用書、医学ミステリーなど幅広く著作活動や講演を行っている。新刊の『格差医療の時代』(ちくま新書)、『脳がどんどん若返る生活習慣』(ソフトバンク新書)など、その書籍の数は現在までに200冊を超える。
■ホームページ http://yoneyone.com/