HOME » Dr,ノー(米山先生) » 第19回 怒る彼に、どう接したらいいかわかりません (2008.12.22up)


「怒る彼に、どう接したらいいかわかりません」
付き合って半年になるひとつ年上の彼氏とは、最近、会うたびにケンカになってしまいます。だいたい彼氏のほうか謝ってくることに甘えてしまっています。
先日、彼の趣味である競馬をきっかけにケンカしたのですが、彼が謝ってこなかったこともあり、そのまま彼とは会ってません。
勇気を出して「会いたい」とメールしたところ、「疲れるから」と会って話すことを拒まれました。男性の『話したくない』という態度は、深刻な事のような気がして……。でも、どのように接したらいいのか分かりません。アドバイスをお願いします。
(30歳・オンナ)

今回の恋愛症状は 「フェニルエチルアミンの減少」 いままでの彼は恋愛ホルモンが過剰だったのです。それが普通の反応をしてきただけなのです。

恋愛の脳は特殊な脳の状態。恋愛ホルモンであるフェニルエチルアミンという物質が過剰に出ています。こんなときは、すべてを許せる感覚になっています。
相手の欠点が見えない時期です。だから相手がどんな態度を取っても許せてしまうのです。しかし、そのフェニルエチルアミンは次第に減少してきます。そうなってくると、本来の彼の意識が強くなって、謝ってこない相手を常識がないとか、誠意がないと思うようになります。
つまり冷静に相手をみるようになってきます。いままでの彼は恋愛ホルモンが過剰だったのです。それが普通の反応をしてきたということなのです。
素直にあなたが謝って、彼のプライドを傷つけないことでしょう。
あなたが心から謝っても、彼が許さないというなら、もう恋の終わりと考えるか、恋愛だけでない仕事など、共通の話題を持てるようにするしかありません。
対処法としては、
①おいしい食事に誘う
おいしいものを食べていると脳の中では快感物質が出ています。あなたと一緒にいることが快感であると思いだすでしょう。
②プレゼントを贈る
彼がほしがっていた何かを贈ってみましょう。意外性のあるもの、意外な時、というシチュエーションは喜びが大きいのです。それで交感神経の緊張が収まってくるはずです。
③時間をあける
怒りは時間とともに収まってくるものです。そんなときにしつこいメールや手紙はかえって嫌われるもの。ここはしばらく黙って時間をおいてはどうでしょうか。沈黙が彼を不安にさせて、向こうからメールがあるかもです。

作家、医学博士。診療を続けながら、医療エッセー、医学実用書、医学ミステリーなど幅広く著作活動や講演を行っている。新刊の『格差医療の時代』(ちくま新書)、『脳がどんどん若返る生活習慣』(ソフトバンク新書)など、その書籍の数は現在までに200冊を超える。
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