HOME » Dr,ノー(米山先生) » 第37回 恋に恋しているだけで、人を好きになれません(2009.05.07up)


「恋に恋しているだけで、人を好きになれません」
最近、結婚に焦りを感じています。会社の人、友人、親戚…等、身の回りにいる同年代もしくは年下の女の子たちが次々に結婚をしていくのを見ていて、焦ってしまいます。
特に会社内での寿退社は、辞めていく毎に自分への雑用がどんどん増えていき、とても悔しい気持ちで一杯です。
また、親や親戚からの結婚催促にも毎回苦しくなります。
「まだまだ仕事が楽しいから、結婚は考えていない」という返答をしますが、彼氏もいないうえに仕事だって大したことができていないので、負け犬の遠吠えにしかなりません…。
あまりに焦りすぎて、合コンに参加したり友人から紹介してもらうなど繰り返しているのですが、恋に恋をしているだけで結局どの人も好きになれません。焦れば焦るほど駄目だと頭ではわかっていても、早く結婚したいという気持ちが消えずに、とても困っています。
(29歳・女性)

今回の恋愛症状は 「焦りに警戒」 男性は結論のある恋愛を望んでいません。

「焦る気持ちが全面に出ると、男は警戒する」
恋愛はチャンスと勇気です。迷っていると時間が過ぎてしまうものです。いい人がいないという声を聞きますが、世の中には、平凡で優しい人、あるいは仕事ができて、優しい人、そういう普通の人は、なかなかいるものではありません。
つまりあなたが高望みしていないと思っている基準でも、なかなかクリアできないのです。
好きになれないのは、ふられてしまうとか、恋愛の失敗を恐れているからです。
恋愛は失敗をしなければ、進歩しません。さらに、結婚という意識が全面に出てくれば、男性は警戒して近寄って来なくなります。
つまり男性は結論のある恋愛を望んではいないのです。先の読めないストーリーにこそ男性はドキドキし、恋愛が継続していきます。
「私の恋愛の目的は結婚です」という雰囲気が少しでもあれば、男性は逃げていき、あなたも恋愛ができないということです。
先の読めない恋愛、これこそが男性が望む展開です。
結婚のための合コンではなく、スリリングな恋愛のためと見方を変えて振る舞えば、男性も見る目が違ってくるはずです。
この症状への対処法には
①知り合っても、すぐにすべてを出さない。
いいところを少しでも見せないといけないという焦りから、いい人ぶってしまうのもよくありません。自分のことは小出しにして、続きがあるように見せましょう。意外な行動を取って謎を持つことで、相手に興味を持たせるのです。
②遊んでいる女と見られることに自信を持つ。
これはよく誤解されていることですが、男性からすぐに声をかけられると、「私って遊んでいるように見えるのかしら」と思ってしまう人がいます。
しかし、それはむしろあなたの大切な魅力です。軽い女と見られたくないと思うのかもしれませんが、男性が声をかけるのは、軽い女という判断が働くからではありません。むしそれは自分の魅力だと自信を持ちましょう。
③いままでにやったことのない趣味に挑戦
どうせ無理だからという意識があると、前向きになれません。あくまでも挑戦的な生き方が魅力的に見えるものです。
趣味でもいままでまったく興味のなかったことにあえて挑戦してみましょう。自分の意外な行動力や適応性に驚くかもしれません

作家、医学博士。診療を続けながら、医療エッセー、医学実用書、医学ミステリーなど幅広く著作活動や講演を行っている。新刊の『格差医療の時代』(ちくま新書)、『脳がどんどん若返る生活習慣』(ソフトバンク新書)など、その書籍の数は現在までに200冊を超える。
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