HOME » Dr,ノー(米山先生) » 第44回 乳がんの私を男性は受け入れてくれるでしょうか(2009.07.03up)


乳がんの私を男性は受け入れてくれるでしょうか
昨年乳がんになり、手術を受けました。幸い早期だったので温存できましたが、やはり大きな傷が残り投薬治療も何年も続きます。自分としてはガンがきっかけで、せっかく生き延びた残りの人生を精一杯楽しもうという気持ちになり、女友達からは病気をする前より生き生き輝いていると言われます。
しかし現実問題として、乳がんのことを男性にどのように打ち明ければいいのか、一般に男性はそういうことを受け入れてくれるのか不安に感じます。
ここ数年、恋愛とは縁がないまま三十路になってしまいそうですが、素敵な恋や結婚がしたいと思っています。こんな自分でもこれから恋愛をすることはできるでしょうか?
(29歳・女性)

今回の恋愛症状は 「自分に自信を持つことが解決に」

病気をすると、どうしても自分にとってマイナスに考えることが多いものです。
しかし、病気を乗り越えることは、自分自身がさらにステップアップすることにつながります。
病気を経て、生きることの大切さを知った人の生き方は違ってくるものです。
また、病気になったときこそ、彼の対応が大切ですし、そこで本当の愛情がわかるものです。
形式的な恋愛だったのか、何かを乗り越えられる恋愛関係なのか、それは非常に重要なことです。
前向きに考えることこそ、脳にとっても健康を維持する上でも重要なことなのです。
人生はすべてがうまくいっている時期は少ないものです。
しかし、それを越えたとき、二人に新しい何かが見えるはずです。
心配することなく打ち明けるべきです。
この症状への処方としては、
①マイナスなこともプラスに変える前向き思考で。
病気になったというネガティブな感覚を前向き思考する訓練は、長い人生で必ず役立ちます。
②闘病記を読んでみましょう。
勇気が湧いてくるはずです。
③二人で温泉に行く
病気は長い時間ストレスをかけるものです。
いかにそれ以外のことを考え、リラックスできるかが重要です。
温泉に行くことで、心の緊張を解放しましょう。相手にも攻撃的にならずに済むはず。

作家、医学博士。診療を続けながら、医療エッセー、医学実用書、医学ミステリーなど幅広く著作活動や講演を行っている。新刊の『格差医療の時代』(ちくま新書)、『脳がどんどん若返る生活習慣』(ソフトバンク新書)など、その書籍の数は現在までに200冊を超える。
■ホームページ http://yoneyone.com/