HOME » Dr,ノー(米山先生) » 第52回 既婚者を好きになった自分にショック!(2009.08.28up)


「既婚者の男性を好きになった自分にショックです」
バイト先の上司を好きになりました。年齢がひと回り上で、奥さんと小さな息子さんがいらっしゃいます。最初は尊敬しているのだと思っていましたが、上司が忙しくて顔を見られないと、寂しくなったり、自分の元気が半減したりして、恋なのかなと思いはじめました。バイト先の飲み会で沢山話すことがあると、さらに意識するようになりました。
上司は家庭をとても大切にされているので、今以上の関係にはなれないとあきらめていますが、どうしても「こういう服装は○○さん好きかな」、「こんな髪型が好きかな」、「こういう風に話すと良い印象になるかな」と意識してしまう自分がいます。
自分がそんなに年上の既婚男性を好きになるなんて絶対ないと思っていたので、とてもショックを受けています。今以上の関係は望めない恋愛だというのが、どうしょうもなく辛いです。どうしたらいいのでしょうか?
(22歳・女性)

今回の恋愛症状は 「恋愛遺伝子の変化」 踏み切る勇気がなければ撤退すること

好きだという心の変化は、遺伝子の変化です。
恋愛遺伝子とでもいうべき遺伝子のスイッチが入ってしまうと、
自分ではどうにもらないような気持ちになります。
恋愛は思い通りになるケースは少ないでしょうし、
困難があるほど相手を恋しく思うものです。
困難な恋愛を自分の思い通りにするには、
想像以上の大変さがあります。
相手が妻子ある男性であれば、
離婚と子供のことが大きな問題となります。
しかし、相手の男性も本気であるなら、離婚して子供を捨てても
あなたと一緒に暮らしたいと言うでしょう。
あなたの一方的な恋であるなら、
恋愛の練習と思いきって、きっぱりとあきらめてしまうことです。
恋愛遺伝子のスイッチが入ってしまうと、
もうこの先こんな恋はできない、
この人以外いないんだと思ってしまいます。
しかし、それは脳がそう
あなたを騙しているのです。
22歳という年齢なら、恋愛はこれからです。
まだまだチャンスはあります。
前向きに考え、すべてを振り切って
彼に飛び込む勇気がないなら、
撤退することは、決して無駄ではありません。
この恋愛症状への処方としては、
①前向き思考でイメージ
困難な恋愛を経験できたことを、
自分の人生においてプラスになると考えてみましょう。
前向きに考えれば、すべての恋愛はあなたの心を強くして
人生にはプラスとなります。
②ディズニーランドへ行く
多くのカップル、男性、女性、
様々な人がこんなにいるのかを実感しましょう。
出会うチャンスさえあれば、恋愛はできることを再確認しましょう。
③新しい趣味でサークルの中へ
恋愛をしようと思うのではなく、
自分が集中できる趣味、仲間を作ってみましょう。
そこから恋が芽生えるのです。

作家、医学博士。診療を続けながら、医療エッセー、医学実用書、医学ミステリーなど幅広く著作活動や講演を行っている。新刊の『格差医療の時代』(ちくま新書)、『脳がどんどん若返る生活習慣』(ソフトバンク新書)など、その書籍の数は現在までに200冊を超える。
■ホームページ http://yoneyone.com/