HOME » Dr,ノー(米山先生) » 第66回 昔からの友人を思い続けて2年…(2009.12.11up)


「昔からの友人を思い続けて2年…」
数年前の海外留学で、ヨーロピアンの男の子と友達になりました。彼は3歳下で、つたない英語の私にとても優しく接してくれました。彼とは、一緒にお昼を食べたりいろんな場所に出かけたりしました。当時、周りの友人からは交際を疑われるほど仲良かったです。しかし日本を発つ直前まで交際していた男性との別れを引きずっていた私は、彼を男性として好きになれず、親友どまりでした。
ただ2人とも帰国した今、会いたくてたまらないというのが正直なところ。他にも男友達はいますが、ここまでの強い思いは彼だけです。そして最近、彼を男性として好きなのでは?と思うようになりました。いつも考えるのは、彼のこと。何してるかなぁとか、公園で食べたランチおいしかったなぁとか。この状態が約2年続いていて限界というか、気持ちを彼に話すべきか悩んでいます。
でも結果がコワくて言えないんです。彼が私と同じ気持ちなのか、親友の一人なのか分かりません。話す感じだと、交際相手はいなさそうなのですが。来春に長期休暇を利用してヨーロッパに行こうかなと思っています。それまでに彼に気持ちを伝えるべきなのでしょうか?
(25歳・女性)

今回の恋愛症状は
「セロトニンが減少、
リスクを恐れている状態」
“怖い”と思うなら、恋愛スイッチがオンです。

恋愛はスリリングで不安を作り出します。
最近の若者には恋愛できないという人もいますが、
リスクを好まないということが強く出ているのかもしれません。
まさに脳内セロトニンが少ないので、
リスクのあることをやりたくないのかもしれません。
恋愛はそういったリスクを乗り越え、
行動を起こさせるだけのすばらしい活力を作り出すのです。
だからこそ、恋愛はある種の病的な状態とも言えるでしょう。
あなたが迷うのも当然です。
大切なのは、国を超えた恋愛に挑戦しようとしていることです。
人がここまで変われることは少ないもの。
自分の気持ちを大切にするなら、
やはり彼にはっきり打ち明けてみるべきです。
うまくいくかいかないかと、勝手な予測をすべきではないでしょう。
本当に好きだという気持ちは、人生そんなに多くは訪れません。
あなたは、そういった人生のチャンスにいるかもしれないのです。
私の知り合いは、海外旅行をして、
そこで知り合った男性と数日で結婚を決めて、
いま海外で幸福に生活しています。
向かって行ける自分の気持ちを大切にして行動すべきです。
この恋愛症状への処方としては、
①国際結婚の例を探してみましょう
国際結婚でうまくいった有名人のいろいろな話を調べてみましょう。
みな苦労して幸せを手にしています。
②英語を勉強する
外国語をしゃべれなくても、次第にしゃべれるようになるかもしれないですが、やはり基本の会話は勉強すべきです。もし失恋に終わっても、あなたには英会話の能力がのこれば得したことに。
③外国の歴史を勉強する
違う文化を受け入れるには、歴史や文化を知らねばなりません。その違いでいやになるかもしれないからです。彼の国をしっかり勉強しておくほうがいいですね

作家、医学博士。診療を続けながら、医療エッセー、医学実用書、医学ミステリーなど幅広く著作活動や講演を行っている。新刊の『格差医療の時代』(ちくま新書)、『脳がどんどん若返る生活習慣』(ソフトバンク新書)など、その書籍の数は現在までに200冊を超える。
■ホームページ http://yoneyone.com/