HOME »  Dr,ノー(米山先生) »  第67回 彼女に見限られてしまいました(2009.12.25up)

Dr.ノウの恋愛診療所

「彼女に見限られてしまいました」
彼女と付き合い始めて2年。今年の4月から結婚を前提で同棲をはじめました。 もともと4月まで彼女も会社員でしたが、同棲を機に自分の会社を一緒に手伝ってもらうことになり、一緒に働いていました。
僕は、結婚をするということはその人を幸せにする、不自由ない生活を送ってもらうという考えです。そのために会社を辞めてもらったのですから、相手の分まで自分が稼ごうと、それまで以上に頑張るようになりました。最低でも、彼女が今までもらっていた給料分は稼いで、そのまま彼女に上げようと思っていました。しかし、自分が頑張るほど、職場や自宅などで彼女に強く当たってしまうことが多くなってしまいました。
そして昨日、帰宅したところ彼女の荷物が全て片付けられ、彼女自身もいなくなりました。「離れて頭を冷やしたほうがいい」というメールを受け取っただけで、一切連絡がとれず、今日は職場のほうにも姿を見せていません。これ以上電話をかけてもしつこくなるので、連絡はしていません。いったいこの先、彼女に対してどのように接していけばいいのでしょうか?
(29歳・男性)

今回の恋愛症状は 「恋愛には諦めも必要」 恋愛の延長上に結婚はありません。

結婚すれば幸福になる。多くの人がそう思っているかもしれません。
しかし、収入だけ考えれば、彼女が専業主婦になったら彼の収入のみで生活することになり、生活環境は悪くなってしまいます。

共働きという状況を当然と考えていかないと、経済状況が厳しい現代ですから、難しいでしょう。
だから、彼女が仕事を辞めてしまい、その分、自分ががんばれば会話する時間もなくなります。
自分も仕事で疲れているのですから、うまくいかなくなるのも当然です。

恋愛は夢の中でもいいかもしれません。
しかし結婚というのは、お互いの生活、存在を確かめ、認め合っていかなければ、うまくいくものではありません。現実の世界なのです。そのことをはっきりさせてから、結婚を考えていくべきなのです。

夢物語では、すまないのです。恋愛と結婚はまったく違うもの、恋愛の延長上には結婚はないのです。それくらいの覚悟が必要なのです。

がんばったあなたを彼女は認めなかったということでしょうから、これから先、うまくいくことは難しいでしょう。
ここはきっぱり別れて、
あなたの存在をしっかり認める人を探すべきです。

男性はがんばっている自分を褒めてほしいと思うものです。しかし女性は、なかなかそれをしてくれません。
自分ががんばっていれば、
彼女も認めてくれるとは思わないほうがいいでしょう。
 

この恋愛症状への処方としては、

①ボランティア活動をしてみる
自分ががんばって認めてもらえなくとも、
がんばれる自分
を作りましょう。
 
②早朝、家の回りの掃除をしてみる
だれからも褒められなくとも、がんばれる自分を作るには、
だれにも知られない努力をするべきです。
 
③資格を取る
他人よりすぐれた何か別の能力を持っていると自信がでてきます。
自信を持っていることが魅力につながっていくのです。

恋人に甘えず
結婚できる自分になるには?
  • ボランティア活動をする
  • 早朝に家の周りを掃除する
  • 資格を取得する

作家、医学博士。診療を続けながら、医療エッセー、医学実用書、医学ミステリーなど幅広く著作活動や講演を行っている。新刊の『格差医療の時代』(ちくま新書)、『脳がどんどん若返る生活習慣』(ソフトバンク新書)など、その書籍の数は現在までに200冊を超える。
■ホームページ http://yoneyone.com/