HOME » Dr,ノー(米山先生) » 第71回 彼以外の男性と会うと、ナゼ罪悪感が?(2010.2.1up)


「彼以外の男性と会うと、ナゼ罪悪感が?」
先日、男友達から「仕事のストレスで死にそう!! 会ってほしい」と言われ、時間を作って2人で飲みに行きました。とても真面目な方なので当然何もなかったし、彼氏がいることも伝えたので、浮気ではなく本当にただの飲みでした。けれど、彼にはこのことを秘密にしています。なんとなく、彼が傷つく気がして。私はいつも仕事が忙しく、彼とも1ヵ月に一度くらいしか会えない状況なのに、他の男性と会ったことに後ろめたくて仕方がないのです。秘密にしたことも追い打ちをかけています。
このまま秘密にしておくべきか、何もなかったのだし言うべきか迷っています。彼は怒らないだろうけど、いい気持ちはしないですよね。私だったらしません。男友達のピンチにかけつけたなんて知ったら、イラッとしますよね…。
なかなか会えなくても信じあって順調につきあってきたけれど、話したら関係を壊してしまう気がします。彼のことが大好きです。傷つけたくありません。後悔ばかりする日々です。
(25歳・女性)

今回の恋愛症状は
「共感脳」
人の苦痛を
自分の感情のように思う働きです。

人が困っているとき、あるいは苦痛を感じているとき、
それを自分の感情のように思ってしまう機能があります。
人間にとって非常に重要な働きです。
人間は損得で行動しますが、
自分が損をする(被害を被る)場合でも、行動する場合もあります。
それは将来、それがプラスになると読んで行動するからです。
困っている人に会って話を聞くことで、
将来自分にプラスとなると考えたからの行動でしょう。
このことを彼に話しても、まったくメリットはありません。
なんでも話すことが愛情ではありません。
時には嘘や秘密を隠し通すことも愛情なのです。
それによって自分にはストレスになりますが、
彼のためだと思って沈黙するほうがいいでしょう。
この恋愛症状への処方としては、
①嘘をついても心の平静を保つように
300円のチョコレートを1000円のチョコレートと言って、
相手を納得させてしまいましょう。
もちろん、あとで、ホントは300円だよと教えてあげましょう。
②彼の嘘を見抜いても無視すること
明らかに彼が嘘を言っても、それを無視して、それ以上追求しないこと、これは長いつきあいでは必ず必要になります。
③彼に言っていない過去の話を思い出してみる
無意識のうちに自分に不利なことを、
彼に話をしていないはずです。
それは自分を守ることだと知っているからです。

作家、医学博士。診療を続けながら、医療エッセー、医学実用書、医学ミステリーなど幅広く著作活動や講演を行っている。新刊の『格差医療の時代』(ちくま新書)、『脳がどんどん若返る生活習慣』(ソフトバンク新書)など、その書籍の数は現在までに200冊を超える。
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