結婚相談所「ハッピーカムカム」を独自に徹底調査! よりていねいなサービスを提供するために、入会者数は毎月20名に限定。セミナーやパーティーを手広く行っている。
ハイクオリティなサービスをローコストで提供することがモットー。ハッピーカムカムという社名は、幸せの連鎖を願って名づけられたとか。「IBJ」によるネット検索サービスのほか、セミナーやパーティーが充実している。
ハッピーカムカムは恵比寿や品川に拠点をかまえており、毎月の入会者を20名までに限定している隠れ家的な結婚相談所。入会基準は、男性が大学卒以上の28~50歳で年収700万円以上、女性が短大卒以上の25~40歳。ただし、「お見合いが組める」とハッピーカムカムが判断した場合は、男女ともに専門卒でも入会が可能となる。
通常、結婚相談所では交際期間中や仕事の都合などで活動を休止できるが、ハッピーカムカムでは、1年間の活動期間中にいっさい休会できない。しかし、条件つきで会員資格の停止や終了、中断させることは可能。
こだわりのひとつとして掲げているのが、アドバイザーの質。会員の年齢に合わせ、20~40代の女性アドバイザーが担当するという。彼女たちは、NPO「日本ライフデザインカウンセラー」の講座を終了しているとのこと。
なお、サロンへ出向く際には送迎車で出迎え、上質感をアピールしている。
こぼれ話 ~資料請求してみたら~
ハッピーカムカムでは、他社が封書で資料を送ってくるところをメールで済ませている。
ホームページから請求して、1週間以上が経過しても何の連絡もなかったので、電話で問い合わせをしてみると、結局その4時間後には資料が届いた。郵送での資料送付に抵抗を感じる人のためにメールを活用しているとのことだが、すぐにレスポンスできるメールの利便性が活かされていないような……。ちなみにメールアドレスがない人のために、郵送の手段も設けている。
| 入会資格 (公式ホームページ上の内容) |
男 | 28~50歳 / 大学卒以上 (応相談:大手企業、上場企業勤務もしくは有資格者、専門職、会社経営者、会社役員) |
|---|---|---|
| 女 | 25~40歳 / 短大卒以上 | |
| 出会いの方法 |
|
|
ハッピーカムカムのコースは、大きく分けて2つある。
成功報酬型のアガペAコースと、お見合い料と交際料が無料のアガペBコース。さらにステータスの高い人向けのコースとして、アガペBコースには会員が限定されている「三高コース」と「エリート・花形コース」がある。どちらのコースも高学歴のエリートしか入れないコース(「三高コース」は男性のみ)でプライバシーを重視、お見合いしたい相手にのみ写真を公開するしくみになっている。
入会時は、入会金と登録料が発生する。登録料はアガペAコースとアガペBコースのどちらも3万1,500円だが、アガペAコースの場合、入会金が5万2,500円で1回ごとのお見合いに1万500円がかかる。一方、アガペBコースは入会金が13万6,500円で、お見合い料金が無料。
成婚料は基本15万7,500円だが、結婚する相手によって金額に差が出てくる。「非公開情報プロフィール会員」との結婚が決まった場合は、26万2,500円と割高に。
ハッピーカムカムが売りとしているサービスのひとつは、身のこなしやメイクアップレッスンなどを学べる「ブラッシュアップ」。こちらはすべて有料となっており、担当者は「お見合いをする前に、まずはブラッシュアップのサービスを受けましょう」と勧めてくる。ほか、会員制のバーやレストランでお見合いができる「コンシェルジュ制度」などがある。
さらにハッピーカムカムの会員であれば、特別価格で参加できる「プルミエール倶楽部」という会員制クラブも。3,000名ほどの会員が存在し、一流講師による講座やカルチャースクール、イベントなどが行われているとか。同倶楽部はウエディング会社や結婚後の資産運用会社を無料で紹介するなど、成婚後のサポートも行っている。そのため、プルミエール倶楽部で行われるパーティーには、ハッピーカムカムで出会った既婚者カップルも参加しており、交流を深めることができるそう。
| 入会金 | 登録料 | 月会費 | お見合い料 | 交際料 | 成婚料 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 費用 | アガペAコース | 52,500円 | 31,500円 | 15,000円 | 10,500円 | 0円 | 157,500円 |
| アガペBコース | 136,500円 | 31,500円 | 15,000円 | 0円 | 0円 | 157,500円 | |
| 提携先 |
|
||||||
説明を聞くため、ハッピーカムカムの恵比寿店を訪ねたが、住居としても使っている人がいる雑居ビルだったので、看板が見当たらず少々迷ってしまった。
店内は1階が接客スペースで、2階がスタッフルームになっているメゾネットタイプ。
1階には、しゃれたデザイナーズ家具が置いてあり、アロマが焚かれている。白熱灯の静かな灯りで、ゆったりと落ち着く雰囲気だ。 その部屋を丸ごと使って説明してくれるあたりが、丁寧に扱われている気分になる。相談所の接客スペースといえば、ほとんどがパーテーションで区切られていたり、3人以上は座れそうもない狭さ。それが1階部分すべてが自分だけの空間となるため、周りに気がねなく話を聞けるのは嬉しい。
対応してくれたスタッフは、細身で小柄な30代後半と思われる女性。見た目は若いが、ハッピーカムカム設立当初の話をする語り口からは、ハッピーカムカムの立ち上げメンバーという印象を受けた。
女性スタッフは、「うちにはエグゼクティブ会員が揃っています」と、常に強気な態度で会員層をアピール。「女性の幸せは“お金”で決まる」と言っているようにも聞こえてくるため、少々怖い感じがした。
さらに気になったのが、「健康的で美しい人が揃っている」という話。
スタッフはここだけの話として、「見た目に美しくない場合は、入会をお断りするかもしれない」と言っていた。そして自分を磨くための努力や自己投資、健康的な生活ができない人も、入会の際には厳しく審査されるという。入会条件以外の部分でも、密かに入会者を選別しているような口ぶりだった。
訪問した際には、入会申込書や誓約書などを渡された。それらの中に、サービス内容や入会金が記入された資料もあったのだが、コピーに失敗したのか文字がぶれていて、きれいな状態とはいえないもの。いい気分で迎えてくれたとしても、これでは入会をためらってしまう人も多いのでは?と思った。