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自腹で潜入レポート -契約編-

訪問レポート:ノッツェ(契約)

基本データ
訪問先:ノッツェ
訪問内容:契約

■予約したのに「受付カード」?!

契約当日、あらかじめ予約をしていたにもかかわらず、受付で「受付カード」を書かされる。聞くと、支店訪問時にはたとえ会員であってもこの受付カードを書く必要があるのだとか。予約をしていない人が突然やってきた場合には事務的に必要なのかもしれないが、そもそも結婚相談所の訪問でアポイントなしは考えにくい。それなのに毎度書かされるなんて・・・。これは面倒だ。

■テンションを左右する文房具

ノッツェ新宿店では「受付カード」を書くのにクリップボードが使われている。横向きのクリップボードに受付カード、紐で固定されたボールペン。わざわざ紐でくくりつけておかなくてもいいと思う。そのおかげで書きにくい。
相談所内で使用される文房具ひとつが、思った以上に訪問者のテンションを左右することもある。経費削減も分からなくはないけれど、「結婚」という華やかなものを取り扱うのだから、そのイメージを崩さないよう上手くやりくりして欲しいところだ。

■スリリングな受付前のソファー

受付カードを書き終わると入り口付近のソファーで待つようにと指示をされた。ノッツェ新宿支店の入り口は割と人の往来が多いため落ち着かない。そのうえ、待機用のソファーは出入り口側に向けられている。できれば長居したくないのが入会者(入会予定者)の心情。ここは手際よくブースに案内して欲しかった。もしも待たせるのであれば人通りが多い場所は避け、できるだけほかの人と顔を合わせなくて済むような場所にして欲しかった。

■書かされて、捨てられて・・・プロフィールシート(1)

やっとブースに案内され、ドリンクのオーダーを済ませると、担当者がやってきた。
軽く挨拶を済ませると、「プロフィールシート」を書くように指示された。
初回の訪問の際に書いたものとまったく同じものを、どうしてもう一度書くのかと聞くと、「個人情報保護の観点から、その日のうちにシュレッダーにかけて破棄した」と言われた。

A3サイズのプロフィールシートには、氏名や住所、生年月日のほかに、自分の身体的数値(身長など)、趣味や特技、相手への希望など、かなり細かい情報を書かなくてはならない。だから作成に結構時間がかかる。だから正直、書くのは手間だ。

入会説明の時に、「プロフィールシート」を基にしてデータマッチングのイメージや恋愛シミュレーションを見せてくれるところもある。そのために細かい個人情報が必要になるのかもしれない。けれど、私の場合にはシミュレーションも性格診断も何もなかった。最初から、入会金と顧客満足度について延々と聞かされただけだった。もちろん、契約当日も同じ。

プロフィールシートのような個人情報満載の書類は契約することが決まったときにだけ書けばいいわけで、わざわざ初回訪問時に書く必要はない気がする。どうせ捨てるんなら、最低限の情報だけを書かせるってことでいいんじゃない?

■自己アピールができない?!・・・プロフィールシート(2)

プロフィールシートに書いた情報は同社のwebサービス「結婚ナビ」の個人プロフィールページにすべて反映される。だから、契約時のプロフィールシート作成は結構重要な作業。ところが、ノッツェのプロフィールシートときたら、YESともNOとも取れるあまりに大雑把な質問と選択肢ばかり。自分の言葉で自己紹介を書き込める部分もあるにはあるが、150文字以内などの文字制限があり、そう多くは書けない。だからとても答えにくいし、自己アピールしにくい。身長や年齢、年収などがメインの自分の「仕様書」で、私の人柄が伝えられるとは到底思えない。このプロフィールを頼りに、今後お相手探しをしなくてはいけないと思うと、少々不安になった。

■混乱するだけの料金説明

入会金や退会時の返金額についての説明は、正直何度聞いてもよくわからなかった。料金説明に使われた値引き額などを書き込んだ資料は一切もらえないので、後で確認することもできない。何故書類を渡せないのかを聞いたところ、「あなただけのお得なコースだから」と言われた。だから、担当者の口車に乗せられている感覚になった。

■支払額は個人差があるってこと?

「あなただけ」を強調するノッツェでは、値引きが激しく行われている。私は50万くらいのコースにジャスト25万円で入会することになった。「入会金が高いから、ちょっと考えたい」と私が言うと、担当者が半額の25万を提示してきたのだ。あまりに大きな金額の値引きに、正直なところ、お得感よりも不信感のほうが先立った。

■何が書いてあるかよく分からない「契約書」

結婚情報サービスの入会には大きな金額が動く。だから、内容に間違いがないかきちんと確認をしたいところ。ところがノッツェの場合、契約書を含め入会時の各種書面をゆっくり確認する時間をほとんどもらえない。内容をきちんと読もうとすると「まだまだ書類がありますから…」と急かされる。そして担当者はどんどん書類を作る。――数分後、金額部分を修正しすぎて分かりにくい契約書などが出来上がった。
担当者は「活動してみないと、何も分からないんだから!」と言うばかりで、結局、私は担当者に言われるがままに、契約書にサインをすることになった。

■現金一括はデビットカードで。

契約時の初期費用の支払い方法はいくつかあるが、私は現金一括払いで納めることにした。すると即座にデビットカード決済を提案された。引き出しの手間もないし振込み手数料もかからない即決済のデビット機能は確かに便利。けれど、支払い方法を迷う時間すら与えてもらえない感じもした。「一括なら断然デビット決済」と言い張る担当者の提案に私は従った。

■入金が終わると・・・?

契約書作成、返金に関する説明、入金処理など、一連の入会手続きが終わると、そのままカウンセリングが行われることになった。とはいえ、同社のwebサービス「結婚ナビ」で使用するための個人プロフィールを見ながら簡単な質疑応答がある程度。内容はかなり簡単なもので、カウンセリングと呼べるものではなかった。

続いて、パーティー関連の担当者やサポート担当者を紹介され、それぞれの担当者から「活動の極意」を聞かされた。活動の基本は「積極的かつ自発的」だそうで、「待っていても相手は来ない」と何度も言われる。

結局、3時間弱をかけて、入会の手続きが終わった。「いやならクーリングオフもあるじゃないか…」と言い聞かせながら、私はノッツェを後にした。

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