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前回の訪問時から久々に、オーネットを訪れた。あまりに久しぶりだったので、アドバイザーさんの個人名を忘れていた。そのせいか、「●●●(アドバイザーの名前)でございます~」と、“私がアナタの担当者ですよ”と言わんばかりに自分の名前を強調された(笑)。
そして契約について話し始めたが、前回ゴリ押しされたコースを再びすすめてくる。「●●さん、一緒にがんばりましょう!」と意気盛んなアドバイザーさん。ちょっと焦りすぎ?という感じが否めない。もう少し、こちらのペースに合わせてくれてもいいのでは…。
初めての訪問と違うのは、ゴリ押しコース以外に一切触れないこと。試しに何度か「●コースの資料をもう一度みたい」と何度か言ってみると、その都度、席を立ち資料を取ってくるので落ち着かない。
いざ契約するとなったら、態度が一変! それまでは無愛想そのものだったのに、満面の笑みで接してくる。契約を迷っている段階では、少し離れ気味に接していたのに、契約を決めた途端、擦り寄るほどの接客。挙句、「私を東京の母だと思ってください♪」と言うほどだった。
結局のところ、ゴリ押しされたコースではなく、自分が合っていると思った別のコースを選んで契約。
サインをしようとしたところで、ふと解約手続きのことが気になった。そういえば、コースについては丁寧に話を聞かせてくれたけれど、解約手続きやクーリングオフについては、こちらから話を持ち出さない限り一切触れなかった。そこで、突っ込んで聞いてみると、徐々に説明を始めてくれた。
結局、一度聞いただけでは理解できない内容だったが、話してくれると安心できる。不安を抱かせない対応は、パートナー探しに集中できるし、なにより相談所のイメージをアップさせるようにも思う。
それから、こちらから聞かないと説明してくれないのは、契約金の支払い方法についても同じだった。
一括払いをオススメされたものの、手数料がかかるとのことで悩む。すると一括でもいけるということになるが、クレジット会社との三社間取引になり「20時までにむこうに連絡しなくちゃいけないから、急いで決めて」と急かされる。
しかし、クレジット会社が入るというところにひっかかり、クレジットカードを使わない主義の私としては、お金の支払方法に悩む。その後、銀行からの引き落としでも大丈夫か?と尋ねると、「それも可能。来月27日に引き落とし」という話に。だけど、分割は借金のような感じがするし、すぐにでも支払いは完了させたい。そう伝えると、振込みもあるということ。結局、入会金の支払い方法は、ローンや振込み、引き落としなど、いろんなパターンがあると分かった。
1時間近く支払方法で揉めていたと思う。最初にすべての支払方法を話してくれていれば、もう少し落ち着いて決断できたかもしれない。
オーネットに入会契約をすると、ガイダンスシートの136項目の質問により人物や性格などの判定が行われる。その結果から、オーネット会員のどのくらいの人が自分と相性がよいのか分かる。オーネットから毎月送られてくる紹介相手は、このデータマッチングシステムの相性診断が使われているという。
オーネットから毎月送られてくるお相手のプロフィールは、「初度紹介書」という郵送物か、会員専用サイト「Member’s Online」のマイページに送られてくる。この時点でのデータは文字のみ。その中から、セレクトした気になる人をオーネットに伝えると、顔写真や個人の連絡先が記載されている「本紹介書」が郵送で送られてくる。相談所のフォローはここまで。それから先の交際は双方で行っていく。
お見合いが成立した相手の紹介書は手元に置いておいてもよいが、必要のないもの、交際が終了したものはオーネットに返送するのが原則。
ほかにも出会いの方法はある。会報誌「イントロG」は、自分のプロフィールを掲載することができる。文字情報だけの1万円の枠と、顔写真を掲載する万円の枠がある。オーネットの場合は会員になって3ヶ月が経過すると、自動的に名前と顔写真は掲載されない簡単なプロフィールが会報誌に掲載されるシステムになっている。会報誌は、全国のオーネット会員が見ているため、一気に出会いのチャンスが広がる。
多くの出会いを求められるといえば、パーティー。セミナーやイベントも行っているが、パーティーは平日の夜、仕事帰りに立ち寄れるほど頻繁に行われている。1.000~1万円前後まで、値段もバリエーションも豊か。
なかでも、もっとも規模が大きいパーティーが「ウェルカムパーティー」。その名の通り新規の入会者を歓迎するパーティーは、新規会員は無料で参加できるうえ、一度に500人近い人と出会うことができる。
さらに、オーネットの場合、会員が中心になって開くイベントも毎月たくさん行われているという。一般的な相談所であれば、お店側が中心になって開催されていることがほとんど。しかし、オーネットでは、会員自らがイベント情報誌「トレジャー」を通してイベント参加者を募るなど、会員同士の交流が活発に行われている。
これらの活動を通しても相手が見つからないとなったら、「オーネットパス」(通称:オーパス)というシステムも活用するとよいという。“オーパス”は、オーネットのお店のイントラネットを通して相手探しをする検索システム。オーネットのセキュリティーが完備されている一室で、相手探しを行うのだ。荷物の持ち込みは禁止で、監視カメラも設置されている部屋になっている。料金は、平日80分・週末50分で、どちらも2万円である。ただし、サービスでオーパスの無料チケットが付いてくることもある。
それでも相手が見つからない――そうなった場合は、アドバイザーさんによる個人的な相手紹介を行ってもらえばよい。アドバイザーさんは、月に一度は必ず担当する会員に電話を入れて様子を伺うほど親身になって相手を探してくれる。会員の個々のキャラクターを把握するアドバイザー同士の話し合いのうえ、ピッタリ合いそうな相手を個人的に推薦するのだ。そうしたお見合いのセッティングをお願いするためには2万円、さらにオーネットが推薦するレストランを使用すると4万円がかかる。
オーネットが提携している写真館は、有楽町にある宝塚歌劇団を思わせるようなヘアメイクスタジオ「オプシス」。オプシスは日比谷シャンテの地下に入っており、スタジオの入り口はオープンな作りになっている。まず受付で連絡先や氏名などを記入。すると早速メイクを行う鏡の前に案内される。
まず、ベース作りから開始。普通のファンデーションではなくドーラン! たっぷり顔中に塗られる。その後アイシャドウの色を決める際に、一つひとつの色がどのように見えるか丁寧に説明してくれる。マスカラはもちろん、眉毛カットまで行い非常に丁寧な仕上がり。
あまりにも普段とは違ったメイク方法やヘアセッティングに、自分が貴婦人かお姫様か花嫁にでもなった気分だ。ちょっとしたセレブ気分を味わえるサービスである。
1時間半ほどかけてメイクを仕上げた後は、わりと混んでいたため20~30分待たされる。その間、店には明らかにお見合い用写真を撮影に来た思われる男性2名と女性1名が来店。まだ、実際に活動する前にほかの会員とは会いたくなかった。
撮影スタジオに入るとカメラマンに椅子に座るよう支持される。すぐに撮影スタートと思いきや、世間話。写真を撮りに来たのに、テスト撮影するまでに10分ほどトークする。テスト撮影は2枚。その後、さらに20分ほど喋っていただろうか。硬い表情を和らげるためのコツなのかもしれないが、あまりにも話ばかりで逆に不安になってくる。
そうして、ようやく撮影本番! 私の立ち姿を、カメラマンは不意を付くようにシャッターを切る。写真を撮られ慣れていないので、いきなりシャッターを切られるのは、タイミングが分からずと惑う。入念にメイクしたわりに、10枚撮った程度で終了したのは少々がっかりした。もうちょっと丁寧に撮影してほしかった。
出来上がった写真を、店内のモニターでチェック。しかしモニターがよくないのか、あまりいい色で見ることができない。あまり出来栄えがよくなかったこともあり、どの写真を選んだらよいのか、ずいぶん悩む。ようやく決めスタッフを呼ぶ。スタッフは、撮影した写真データを個人的に購入できることを話してきた。結構な値段に買い取ることを悩んでいると、スタッフの冷たい態度に一気に憂鬱な気分に。
帰り際カメラマンが満面の笑みで「いい写真ありましたか?」と尋ねてきたが、正直には言えず「はい」と答えるしかなかった。
オーネットのサービスは、規模が大きく複雑で、一度で理解するのは難しい。そんな会員のために、スムーズに活動が行えるよう開かれるのが「オリエンテーション」だ。
オリエンテーションには、一冊の「サービスガイドブック」と、大事な要点だけをまとめたオリエンテーション専用の用紙が用いられる。
オリエンテーションの開催日は予め決まっており、一度に20~30人ほどの人数を集め行われるという。私が予約した日の参加者は、私一人だけだったのでマンツーマンのオリエンテーションとなった。
説明してくれるのは、担当アドバイザーとは別の人で、ベテランな雰囲気が漂う女性。複雑で分かりにくくなっている部分を、噛み砕くように分かりやすく話してくれる。そして上手な活動方法なども教えてくれたり、一つひとつの内容が整理されていくようだった。
オーネットは、最大手といわれるだけ規模感と、バラエティー豊かな活動内容で会員をフォローする術を持っている。
個人的に好感持てるのが、郵送されてくる「初度紹介書」や「本紹介書」。送られてくるプロフィールは紙であるため、 “一人分の紹介”という重みが手で感じられる。インターネットだとワンクリックで出会えるため、お手軽な感じがする。それとはまた違い、“郵送”されることの時間や手間が、人のぬくもりや必然性を感じさせてくれるのだ。
逆に、ちょっと気になったのが、オーネットの売りのひとつである毎月の紹介人数の多さ。これは人によって、その数に差があるだろし、はじめのうちこそ気合を入れてチェックするけど、徐々にその多さにチェックするのが面倒になってしまうのでは?と思った。
オーネットには、あらゆる活動方法やサービスが揃っている。あまりにもいろんな内容であるため、自分の目的を見失わないように活動する必要があるだろう。