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自腹で潜入レポート 契約編

契約レポート:パートナーエージェント

基本データ
訪問先:パートナーエージェント
訪問内容:契約

【契約&プロフィール登録】データを打ち込めるのはいいけれど

契約手続きには、結構時間が必要です。私の時は契約だけで3時間強はかかりました。土曜日の午後に予約をしてしまった私が悪いのですが、移動時間なども含めると、結果として半日くらいの時間を使ったことになります。だから、時間に余裕を持って行くことをお勧めします。

まずは担当者との面談。初めての訪問の際に聞いた話と重複するところが多かったけれど、入会後の活動に関する説明を受けました。実際に活動すると想定して、簡単なシミュレーションをしてくださったのは◎。より理解しやすくなりました。

次に行ったのはパートナーエージェントが独自開発したという心理テスト(「PASS」というらしい)。これで基準点を越えないと、入会できないのだとか。テストは2つあって、1つは行動特性を調べるもので、もう1つは恋愛や結婚に対する価値観を調べるものだと聞かされました。いずれもパソコンを使って行われるもので、直感でチェックするだけでOK。でも、結構な量です。最初のテストが50問程度、後のテストが25問程度だったと記憶しています。当然ですが、このテストを行うときはブース内に担当者はいません。テストが終わったら、担当者が様子を見に来てくれるまでお茶でも飲んでひと休みです。

心理テストが終わると、次はプロフィールの登録です。この作業は担当者と一緒に行いました。他社のようにプロフィール用紙はなく、パソコンで直にデータを打ち込みます。名前や住所、メールアドレスを除く個人情報など、ここで打ち込んだ情報は会員専用のwebページで公開されるので、慎重にいきたいところ。
担当者は「後で変更もできますからね~」とは言いますが、なんとなく急かされているような気がして落ち着いて入力することができませんでした。とくに、趣味や趣味に対するこだわり、理想の夫婦像など、自分の言葉で伝えなくてはいけない必須項目に困りました。異性に見られることを考えればじっくり考えて書きたいじゃないですか……。

パートナーエージェントでは交際が決定した場合の連絡手段を最大6つ設定することができます(携帯を含め電話番号3つ、メールアドレス3つ)。そして、その順位(1番はPCメール、2番は携帯メールなど)を決めることもできます。順位の設定もパソコンで行うのですが、操作がわかりにくかったので、口頭で伝え、担当者に設定してもらいました。

プロフィールの登録が終わると即時に会員番号が発行されるシステムになっているようで、担当者はパソコン上に書かれた番号を書き取ってバックヤードに戻っていきました。ここでまたひと休みです。

担当者が戻ってくると、ようやく契約書が登場です。契約書はA3サイズで、入会規約と契約書が合体したもの。サービスを使った分だけの「従量課金」を導入している会社だからだと思いますが、紹介実数ごとの費用の早見表が掲載されていました。担当者が金額などを書き込んだら、契約書の読み合わせをしながら内容を確認。先ほど発行されたばかりの私の会員番号も、しっかり契約書に書き込まれていました。読み合わせが最後まで終わったら、私のサイン。これで契約完了です。契約書の控え、活動の手引きなど、書類一式を貰いました。

これで帰れると思ったのですが、まだ続きました。実際に活動をサポートしてくれる“コンシェルジュ”の紹介、その“コンシェルジュ”による「コーチング・インタビュー」の日程調整などがあり、すべてが終わる頃には外は暗くなっていました。

【コーチング・インタビュー】誠実そうな発言だけど、気持ちは複雑

パートナーエージェントの特徴的なサービスともいえるのが、「コンシェルジュ・リコメンド」。簡単にいえば、他己紹介兼推薦文です。送られてくる異性のプロフィールには、必ずこの「コンシェルジュ・リコメンド」が付いています。これを作るためと、「私」をより理解してもらって紹介のミスマッチを避けるために行われるのが「コーチング・インタビュー」です。これが契約後、最初の活動となります。

「コーチング・インタビュー」も、契約同様、結構な時間がかかります。半日は潰れると覚悟をしておいたほうが良いと思います。当初2時間程度と聞いていましたが、私は4時間弱かかりました。

まずは、契約時に行った心理テスト(PASS)の結果を貰いました。コミュニケーションスタイルや行動スタイルを客観的に見ることはそうないので、とても面白かったです。それを元に、インタビューが始まりました。

「単なるデータマッチングとは違う、行動心理学に基づいたマッチング」を売りにしているからでしょうか。かなり細かいことまで聞かれます。時々コンシェルジュの身の上話が出てきたりして、脱線気味になることもあります。長丁場なうえに、プライベートをあれこれ話さなくてはなりませんから人見知りが激しい人や話すのが下手な人にはちょっと辛いかもしれません。

私は、理想の結婚やパートナー像を、きっちり細かくお伝えしました。ところが、コーチング・インタビュー終了の間際、コンシェルジュにこう言われました。
「あなたにぴったりのお相手を紹介するのは難しいですねー」
え……せっかく入会したのに、無理だってこと??
誠実そうにも聞こえますが、私の心は複雑でした。

そのすぐ後に、再びコンシェルジュはこう言いました。
「でも、精一杯努力してお探ししますね」
ん? “努力”して探す??
そうでもしないと、相手がいないってことなの??
どうにもリアクションのしにくいフォローで、余計に複雑な気持ちになりました。
それでも「宜しくお願いします」と笑顔で返す自分自身が情けなく思えました。

確かに、「ぴったりのお相手を探すのは難しい」のかもしれません。でも、私は難しいことをお願いしたつもりはありません。それなのに、合う人がいないかもしれないと言われると、私自身が物凄くダメな人間のように思えてしまいました。それに、コンシェルジュの一言はミスマッチ発生時の逃げの準備とも取れます。当然、テンションはガタ落ちです。

【活動開始】お金がかかって仕方がない!

結婚相談所での活動にお金がかかるのは分かっていることですが、パートナーエージェントは思っている以上にアレコレお金がかかります。初期費用が安く抑えられる代わりに毎月の出費が大きいので、きちんと計画を立ててサービスを利用しないと大変なことになります。

紹介状は届いた段階で料金カウントが発生します。だから、実際に会えなくても支払いは発生します。けれど、会えなければクレームになる。だからでしょうか、会えない可能性が高いと思われるお相手の紹介状はあまり来ない気がします。

パーティーや各種イベントへの参加は、基本的には抽選で決まります。
会員たちが参加したいイベントを考える「PA会」というイベント活動もあり、積極的にパーティーに参加することもできます。参加費用は当日に現金で支払うか、会費などと一緒に月末締めで翌月に口座からの引き落としにするか選べます。

パーティーでお会いした方に、自分を効果的に売り込むためのネームカードの販売も行っています(3,000円/100枚)。これには会員番号とファーストネーム、趣味などが書かれています。カードのデザインは豊富です。パーティーにたくさん参加したい人には好都合だと思いますが、そうでない場合にはあまり必要ではなさそうな気がします。

最近できたサービスに「MYRP」というものがあります。これは、会報誌やwebページ上に自分のプロフィールを掲載するサービスです。通常のプロフィールだけでは分からない「個性」を表現できるとして会員に人気があるのだそうですが、申し込んでも4ヶ月以上は待ちます。だから、人によっては掲載される前にお相手が決まってしまうことも考えられます。もちろん、このサービスを利用するのにも料金が別途必要です(Aタイプ31,500円、Bタイプ7,000円)。この「MYPR」を見て気に入った人がいた場合は、コンシェルジュに申し出て紹介してもらうことができます。これを「MYPRリクエスト」と言います。パーティーでお会いした方とコンタクトが取りたいという場合にも「MYPRリクエスト」は適用され、1件に対し4,000円程度の料金が別途発生します。

私は、オリジナルネームカードと「MYPR」のAタイプ、マナーセミナー1回参加(3,500円程度)をセットにしたお得なパック(全部で19,800円)を申込みました。けれど、実際に活動してみると分かることですが、これらのサービスにあまり価値はない気がします。

紹介してもらったお相手のプロフィールはweb上で24時間好きなときに確認できます。ただし、写真は支店に出向かなくては確認できません。忙しい人にはちょっと面倒だと思います。

【総括】もう少し深く関わって欲しい

手作業のマッチングが良いのでしょう。確かにお見合い成立から交際成立になる確率は高い気がします。お会いした男性は、皆さん素敵な方でした。
ただし、私の場合、毎月2名紹介してもらって毎月3万円弱の料金が発生しました。さらに、パーティーなどに参加すればその費用も加算されます。そのため、入会から数ヶ月は毎月5万円以上かかりました。

決して紹介内容が悪かったわけではありませんが、結局交際中止を申し出てばかりでした。交際中止の際には断る理由をコンシェルジュに伝えなくてはならないのですが、それに対してコンシェルジュは「なるほどねー」と言うだけ。そう返すしか言葉がないのかもしれませんが、個人的にはもう少し深く関わって欲しいなと思いました。担当者によって違うと思いますので一概には言えませんが、私には合わなかったのかもしれません。
総合して考えると、最低でも①毎月5万円程度の出費に耐えられる②支店に出向く時間を割と確保できる、以上2点をクリアできる人には良いかと思います。