HOME » 自腹で潜入レポート » この相談所の潜入レポート » サンセリテ青山のパーティー潜入レポ第1話「見合い料タダの出会い」
結婚相談所のパーティーの参加費は、高くても1万円前後。それに比べると、サンセリテ青山のパーティー参加費はダントツに高い。だから、担当者からパーティーの話を聞いたときは、出席するかどうかをかなり迷った。
サンセリテ青山では、お見合いのたびに1万~2万円のアレンジメント料(お見合いセッティング料)が発生する。しかしパーティーで出会って見合いを希望すると、無料になる。パーティーでは最大5名までお見合い希望できるから、すべてが相互マッチングしたら、5万~10万円が無料になるのだ。よほど運が良いか人気が集中しない限り、希望した5名全員とのお見合い成立は難しいかもしれないけれど、1人か2人なら十分に可能性はある。ということで、参加費用が高額だからとパーティー参加を諦めるのはもったいないし、出席しないことには何も始まらない。チャンスを棒に振りたくない私は、参加することにした。
サンセリテ青山は電話かメールでのやりとりが中心。独自で開発した会員専用のシステムなどはないので、パーティーの申し込みは電話で行った。参加費は銀行振り込みで、入金完了後すぐに招待状が届いた。ギリギリのタイミングで招待状を送ってきたり、招待状が届かなかったりすることが多い大手とはちょっと違う。
もちろん、郵送物自体にも抜かりがない。届いたのは、少し厚手の二つ折りのカード型招待状と、パーティー当日に使用する番号カード。そして、会場となるダイニングバーの洒落たポストカードだった。これらは請求書が入っていそうな無味乾燥な事務用封筒ではなく、招待状と同色同素材の封筒に入って送られてきた。これなら、万一家族や友達に見つかってもあまり気にならない。細部にまでスタッフの心遣いが行き届いているのはさすが。参加費用が高いだけのことはある。
サンセリテ青山のパーティーにはドレスコードがある。完全なフォーマルではなくセミフォーマルが基本で、男性はジャケット着用、女性は普段よりも少し華やかなスタイルで出席するのがルール。この“少し華やか”というのが難しい……。スタッフに聞いたところ「普段よりちょっとお洒落をするくらいでいい」と言われたが、それでもよく分からない。私は派手すぎず地味すぎないワンピースを購入し、当日を待つことにした。
パーティー当日、会場入りした私は周囲を見渡して驚いた。何とまぁ、華やかだこと……。男性は8割以上がスーツ、女性も半数以上がセミフォーマル以上がっちりフォーマル未満。夕方からのパーティーだったこともあり、なかにはばっちり肩を出したイブニングドレスの女性もいた。もちろん、ヘアやメイクにも気合を感じる。
私が選んだワンピースも普通に見れば比較的華やかな方だと思うけど、これじゃまるで引き立て役。男女とも、経歴上だけでなく見た目も高レベル。期待に胸が膨らむ一方で、こんなことならもっと奮発するべきだったと後悔した。
この手のパーティーは立食形式のことが多いが、サンセリテ青山のパーティーは着席タイプで、男女が向かい合って座るようにセットされていた。会場は完全に貸し切りなので、番号札の恥ずかしさは少なくて済んだ。
パーティー開始時刻になると、司会進行役の40代位の女性スタッフが、この日のスケジュールとパーティーでのルールの説明を始めた。まずは男女がそれぞれ1対1で話す「個別トークタイム」から始まり、その後、気になるお相手と自由に話せる「フリートークタイム」に。これが1 パーティー中に2セット行われるとのことだった。そして説明が終わると、1対1のトークタイム前半戦が始まった。