HOME »  自腹で潜入レポート » この相談所の潜入レポート »  契約レポート:ツヴァイ

自腹で潜入レポート 契約編

契約レポート:ツヴァイ

基本データ
訪問先:ツヴァイ
訪問内容:契約

【担当者の応対】担当コーディネーターはパート?

契約に向かうと、初回面談と同じ担当者の応対だった。通された部屋も前回と同じく、いちばん奥にある部屋。席について待っていると、担当者は数ヶ月前に来店したことを覚えていてくれた。
前回と変わることなく、おっとりと穏やかに話は進んでいく。ただし2回目の訪問であるため、はじめから契約を前提とした話の流れで進んでいく。

私の担当者は60歳前後。しかし年齢のわりに身なりや言葉づかいが若々しい。年齢的な安心感はあるが、年相応ではない見た目や話しぶりが多少不安にさせる。

担当者は席に着くと、今日たまたま支店のほうに来ていたと話し出す。後から知ったのだけれど、どうやらツヴァイのコーディネーターといわれる人たちは店に常時いるわけではなく、ふだんは在宅勤務なのだそう。

担当者は、「今からお店に行きますって言われても、すぐにはかけつけられないから困るのよ」と、まったく客の都合を無視した態度に出ることもある。大手相談所の客を対応するコーディネーターといっても、結局はパート感覚で客の相手をしている世話焼き好きなオバチャンなのかもしれない。

【契約内容の説明】コースが複雑でわかりにくい

コーディネーターが資料を持ってやって来ると、さっそく契約に向けての話が始まる。 初めに20代の人しか入れないコース「エールプラン」をオススメされる。そのなかでも、1ヵ月のお試しができる「ウェルカムプラン」というキャンペーンを紹介された。

次に、ツヴァイにある各コースを説明してくれるのだが、話があちこちに飛ぶため複雑なコース内容が余計に分かりづらいものに感じる。
全国に支店を持っているツヴァイだけに、全国各地からお相手を探せるコースもある。担当者はやたらと「地方には興味ないですか?」と押してくる。あまりにも地方を連呼されると、ツヴァイには地方会員のほうが多いのかと思ってしまう。

説明を聞いてしばらく入会に戸惑った態度を見せていると、担当者は、獲物を逃さないという勢いで、激安コースをオススメしてくる。そのコースは、ほかの相談所と比べても破格の値段だった。
大金を叩いて失敗するよりも、お試し感覚でたまたまラッキーを見つけたほうがいいに決まっている! そう思い、若さを売りに入れる激安コースへの入会を決断した。

【カラーテスト】簡単な色診断でマッチング!?

契約するコースが決まったところで、さっそくサインか? と思いきや、前回同様のカラーテスト。しかし今回は3~4倍はあるテストの量だ。すべてを終えるのに30分はかかった。

3つの違う色のなかから直感で1色選ぶという単純な作業だが、何十ページにも渡る1冊のノートの各ページでそれを繰り返すのだからたまらない。どれでもいいや、と適当に選ぶこともしばしば。

しかし、これがお相手探しのマッチングデータの基準となるのだから、ちょっと怖い。コースによっては数十万円の入会金を支払っている人だっているはず。適当に選んでしまって、紹介される相手が不一致のタイプ――なんてこともあるかもしれない……。
即決で選んでいくカラーテストで、本当に相性のよさを決められるものだろうか。

【契約】じっくり読む前にあちこちサイン

入会することを決め、カラーテストが終了すると、いよいよ契約だ。
記入用紙がとにかく多い。契約内容をじっくりと読む前にあちこちサインをさせられている状態だった。ひと目ではわかりにくい複雑な書類の一つひとつを理解できるように説明してほしかったが、こちらから尋ねるまでは、説明はしてくれない。

ツヴァイでは、お店でしかお見合い相手の顔が見られないほど会員のプライバシーを厳守している。お見合い相手の紹介用紙である「PI紹介書」には、お相手のプロフィール情報が掲載されているが、本名は伏せた状態だ。
また、勤務先を公表したくないなどの希望があれば、柔軟に対応してもらえる。契約の際には必ず会社の電話番号を書かなくてはならないが、「勤務先にご連絡することは、絶対にありません」と担当者。
郵便物に関しても、封筒に“ツヴァイ”の名前は入っていないから、家族にも気づかれにくいだろう。だから、結婚相談所に入会していることを知られたくないという場合には、もってこいなのである。

契約した際、こちらが聞く前にクーリングオフや解約手続きの話を丁寧にしてくれたことに、ひとまず安心した。複雑な内容のためすぐ理解するのは難しいが、もらったガイドブックに解約やクーリングオフについて書かれているから、自分で復習することも可能だ。

契約内容の手続きをひと通り終えたら、支払方法についての説明。ツヴァイでは入会金がお手ごろ価格な代わりに、月々の月会費が発生する。それらは一貫して口座からの引き落とし。

【デジカメ撮影・スタジオ撮影】華やかに見せるには“ピンク”が重要らしい

スタジオで撮影した写真ができるまでに必要だと、スタッフがデジカメで写真撮影。店内ブースの一角に、照明やレフ板がセッティングされていた。
ところが、デジカメの電池がきれていたようで、撮影に手間取る担当者。そんなこともあり予定時間よりオーバー気味の時間半で契約は終了。

* * * * *

ツヴァイが提携しているフォトスタジオには、銀座の「ウエスト銀座松坂店」がある。就職活動をする学生さんの証明写真にも人気のスタジオである。 スタジオに行ってみると、店内はそれほど広くなくスタッフは女性2名とカメラマン1名。客は、母親に付き添われた小さい女の子と就職活動用の写真の撮影かと思える女子大生らしき女性。

さっそくメイク担当の女性スタッフに呼ばれ、一畳分ほどのスペースのメイクルームで無料のポイントメイクをいよいよ開始。正直どんなメイクが自分に似合うかわからないため、すべて女性スタッフにお任せする。すると、ふだん地味めなメイクの私に明るいピンクのアイシャドウと口紅! チークも濃い目で舞台用のメイクみたいになった(苦笑)。
自分にとっては、ちょっとあり得ないメイクで、ビックリしていたら、
「光で色が飛んじゃうんですよ。だから、なるべく色のはっきりしたものつけたほうがいいんです」と言われた。
プロのいうことだからと納得し、ひとまずお任せすることにした。

メイクが完了したら、撮影本番だ。椅子に座るとカメラマンは、
「背筋を伸ばした状態で、ちょっとカラダの上半身を前に倒して」
「首は右側にグーっと傾けて」
「椅子を回して横向いて、顔はこっち向いて」
「はいはい、笑顔! 笑って、笑ってー♪」
「目は、上のこのあたりを見て」
と、細かい指示をどんどん飛ばす。一つひとつに応じるも、笑顔を作る難しさを実感。面白くないときには、どう笑えばいいの? と思いつつ、情熱的に指示するカメラマンに無理やり対応してみた。

右を向いたり左を向いたり、テーブルの上に腕を乗せたり、何パターンも撮影しているうちに、1時間近い撮影時間はあっという間に過ぎた。最後に「好きな写真を自分で選んでください」といわれ、何十枚もある写真データをパソコン上で一枚ずつ丁寧にチェック。目が開ききっていないショットや口が曲がって笑っているショットなど、恥ずかしい変顔ショットが満載……。

予定では2枚のつもりが、どうしても3枚目も欲しくなり購入。写真の修正は無料だというので、やってもらうことにした。ホクロやシミを消して肌をキレイに整えてもらえるようお願いすると「顔の修正はしないことになっているんですよ。でもシワを消したり雰囲気を柔らかく仕上げることはできます」とのこと。シワを消すという作業も顔の修正になるんじゃないの……? と思いつつ、シワ修正をお願いした。

写真の仕上がりは3日後。受け取りに行くと、私としては、まあまあの満足度。自分らしくないメイクも、新鮮でちょっと嬉しい。

【契約後書類届け】証明書の取り寄せは無料サービス

証明書関係の手配は、相談所が無料で取り寄せを行ってくれる。
そこで卒業証明書は、相談所の方で取り寄せてもらうようお願いした。が、依頼してから一週間が経過しても手元に届かない。すべての書類を提出しない限り、サービスを受けることはできないから焦る。仕方がないので、卒業校まで卒業証明書を取りに行くことにした。

独身証明書は、アドバイザーさんが「ご実家の住所を見ると(私の実家はちょっと田舎)、役所の方からお知り合いの方に独身証明書を取り寄せたことが伝わり、変な噂が広がるかもしれないので、戸籍抄本にした方がよいかもしれません」とアドバイスをくれた。そのため、独身証明書は戸籍抄本を取得した。

【活動内容・資料】自ら行動を起こさないと出会えないかも?

契約後、活動に必要となってくる資料をいろいろと渡される。
そのなかに、出会いのきっかけとなる方法が3つあった。
ひとつ目はツヴァイで毎月発行している会報誌「Duo(デュオ)」を用いた出会いだ。コラムなどの読み物ページがあるほかに、希望によってひと枠4,000円でプロフィールを掲載できる。プロフィールには、顔写真の掲載はなく、氏名は下の名前のみカタカナで表記。そのほか、生年月日、住まい、職業、趣味、相手への希望、本人からのメッセージなどが載っている。中には、自身の会員番号を書いている人もいて、そのような場合にはお店にあるパソコン写真を閲覧することもできる。

2つ目は、会報誌に掲載されているパーティーのスケジュール。パーティー予定は、FAXや郵便、ツヴァイの会員専用HPから申し込むことが可能。

そして3つ目は、カラーテストによる相性診断で選ばれた相手のプロフィールが毎月送られてくる「PI紹介書」。会報誌と同じく、顔写真や名前は載っていない。お見合いする前に顔を見たい場合は、お店のパソコンでチェックすることが可能。
紹介された相手とは、お見合いする前にインターネットの会員専用ページを通して、メッセージのやり取りやお見合いの申込みなどができる。ただし、会員専用ページは全員が利用しているわけではなく、相手へメッセージを書いても届かない事態も発生する。

実際に活動を始めてみて知った出会いの方法もあった。
それは、店内にある掲示板を通しての出会いだ。出会いが少ないと感じたら、掲示板に張り出すのもよいかもしれない。「出会いの掲示板交際申込書」という専用紙に、手書きで自分のプロフィールやメッセージを書く。その内容を掲示板に貼っておくと、来店した会員がチェックし、興味があれば申し込み用紙にアピール文とプロフィールを記入したものを店側に預けておく。すると店からお相手に連絡が行き、交際につながることもあるのだ。ちなみに、料金は1ヶ月500円。

【総括】すぐに活動を開始するのは困難

入会した「エールプラン」のキャンペーンコース「ウェルカムプラン」は、1ヶ月活動してみて自分に合わなければ返金されるという内容。しかし実際には、入会して1ヶ月ではそれほど活動できないし、楽しめない。

月2回送られてくる紹介状「PI紹介書」は、発送日があらかじめ決まっているため、入会した日と紹介状が届くタイミングが合わないと、すぐに活動につながらない。できることといえばパーティーの予約くらいなのだが、それも入会手続きがすべて完了し、会員番号が発行された後でなければできない。その会員番号も、証明書類を提出してから10日~2週間ほどで発行される。この時点で、お試し期間のうち半分の日数が経過……。挙句、パーティーの予約は1ヶ月以上先のものしか予約ができなかったのだ。

結局、激安コースに入会したものの、1ヶ月のお試し期間ではあまり活動はできない。
会員番号を取得するだけでも1ヶ月の半分が過ぎ、番号をもらうまでは、どのように活動ができるのか資料を眺めるくらいだった。
ただし、事前に提出書類の用意を自ら用意しておき契約書にサインをすれば、早めに活動がスタートできるはずだ。